ホホバオイルは、洗髪前に頭皮に塗る事で固まった脂を溶かす働きがあります。
ホホバオイルは「ホホバ」という実から抽出された天然植物オイルで、一般の化粧品などにも含まれているので女性の方が聞き慣れている名前かもしれません。
ここでは、育毛におけるホホバオイルの使い方と、その効用を説明していきます。
ホホバオイルは、「シャンプー前に頭皮に塗る」事で、頭皮や毛穴に詰まった脂を浮かせて汚れを落としやすくする働きがあります。
頭皮で過剰分泌された皮脂が酸化して固まると、過酸化脂質となり毛穴を塞いでしまい髪が育ちにくい状態になります。
過酸化脂質は字の通り脂の固まりですから、水やお湯に馴染みにくく、普通に洗髪しただけでは毛穴の奥まできれいにする事は出来ません。
そこでホホバオイルの登場です。脂は油で溶かす事が出来ますから、洗髪前にホホバオイルを塗る事で脂を溶かして浮かせ、その後のシャンプーで落としやすくするのです。
ホホバオイルは人間の皮脂に近い成分のため頭皮に馴染みやすく、また高級化粧水などにも使われるほど保湿力の高い天然オイルです。
頭皮が脂っぽく、脂漏性脱毛症の兆候がある方は洗髪前にホホバオイルを使う事をおすすめします。
ホホバオイルは、洗髪の約20分くらい前に使います。
(1)ホホバオイルを手のひらに少量ずつ垂らし、伸ばします。(少量で十分です)
(2)脂の固まりが目立つ部分を中心に、軽くマッサージするように塗り込みます。
(3)シャンプーハットやタオルなどで20分ほど蒸らします。(出来れば湯船につかる)
(4)洗い残しのないよう洗髪します。
(3)である程度加温しながら蒸らす事で、脂が溶け出しやすくなります。湯船につかって体の内部から温めれば10分程度でもかなり脂が浮いてきているはずです。
シャワーだけで済ます場合は、お湯で濡らして固く絞ったタオルなどを頭に巻き、加温・加湿するとよいでしょう。
最後に、シャンプーを使って洗髪。ホホバオイルごと脂をしっかりと洗い落としましょう。
1回で落とし切れていないと思ったら2度洗い。2度洗いの時は再度ホホバオイルを塗る必要はなく、シャンプー → 軽くすすぐ → シャンプー → しっかりとすすぐという手順になります。
ホホバオイルを使うだけで、脂や汚れの落ち具合はかなり変わってきます。毎日使う必要はありませんので、週に2~3日程度ホホバオイルを使って洗髪するとよいでしょう。
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