AGA(男性型脱毛症)

AGAとは AGAは男性型脱毛症とも呼ばれる脱毛症。生え際か頭頂部から髪が薄くなっていく。

AGAとは

AGAは男性型脱毛症とも呼ばれ、生え際か頭頂部から髪が薄くなっていく脱毛症です。

AGAはヘアサイクルが乱れ、髪が十分に育たず髪が細く柔らかくなっていく脱毛症で、上記のパターンの他にも額の左右の上部から薄くなり、M字型になって徐々に頭頂部に向かって薄くなっていくケースもあります。

AGAになると毛が抜ける、もしくは髪の1本1本が細くなるために髪のボリュームがなくなり、頭皮が透けて見える様になります。

AGAの原因

AGAの原因は、遺伝や男性ホルモンなどが主な原因と考えられています。

AGAによって薄毛が進行するメカニズムを簡単に説明します。
(*若干長くなりますので、読むのが面倒でしたら飛ばしていただいて構いません。)

AGAになると、体内の男性ホルモン(テストステロン)が毛母細胞(頭皮上にある、髪の毛の元となる細胞)内にいる「5α還元酵素」という酵素と結合する事で「ジヒドロテストステロン(DHT)」という抜け毛・薄毛の原因となる脱毛ホルモンに変換されます。

このDHTは毛母細胞の髪の毛を作る働きを抑制し、髪が育ちにくい環境を作り上げます。

と同時に頭皮の皮脂腺を刺激し、頭皮の皮脂を過剰に分泌します。過剰分泌された皮脂は頭皮上で固まって毛穴を塞ぎ、栄養や酸素が毛根に行き渡りづらい状態にします。

その結果、髪は成長出来ずに約3ヶ月で抜けてしまい、次の髪も生えてこなくなるため薄毛が進行します。

勘違いしがちですが、「男性ホルモン=AGAの原因」ではありません。

代表的な男性ホルモンであるテストステロンはむしろ体毛増加を促すホルモンですので、「筋トレは男性ホルモンが増えるから薄毛が進行する」などは誤った情報と言えます。

AGAの治療方法

AGAの治療・対処方法としては、男性ホルモンがDHTに変換されるのを防ぐか、頭皮の過酸化脂質を取り除くかのどちらかになります。

前者であれば、日本でも昨年承認された『プロペシア』を飲むか、『リアップなどのミノキシジル系育毛剤』を使うかになるでしょう。

薬事法の関係で当サイトでは紹介できませんが、プロペシアは病院で処方してもらう必要がありますし、わずかながら副作用の可能性もあるとされていますので、使用する場合は注意が必要です。

当サイトでおすすめするのは、後者の「頭皮の過酸化脂質を取り除く」です。

毛穴を塞いでしまう過酸化脂質を正しい洗髪でしっかり落としてあげる事で、毛根に酸素や栄養が行き渡りやすくなり、また育毛剤も浸透しやすくなるのです。

あなたの薄毛の症状が「生え際か頭頂部から薄くなる」「M字型に徐々に薄くなる」などAGAに当てはまるのであれば、まずは洗髪の方法から変えてみてはいかがでしょうか。

次ページ: 脂漏性脱毛症

Copyright © Since 2008  育毛あきらめません  All Rights Reserved.
掲載記事、写真、イラストなど、全てのコンテンツの無断複写、転載、公衆送信など複写、転載、公衆送信などを禁じます。